気を付けているつもりでも凝り固まってしまう頭、狭くなってしまう視野。 今回は、視野を広げるためにハワイに来ています。 視察の目的のひとつは、philosophy for children 子どもの哲学、略してp4cという取り組みを見ること。 理事をさせてもらっているNPO田舎のヒロインズの夏の合宿「リトルファーマーズ養成塾」で取り入れた子どもの考える力を育てる手法なのですが、とても面白いんです。 ハワイ大学のプロジェクトチームが提唱し、ワイキキエレメンタリースクールで行われるほんものの授業を見せてもらいました。 答えの出ないテーマについて、 円になってボールを回しながら思い思いに話をしていきます。 4年生のテーマが、「動物がケージに入れられるのはフェアなのか」議論は、発展していきます。 授業が終わって子どもたちが休み時間で散った後に、ハワイ大学の先生方と担任の先生とが熱っぽく議論していたのが印象的でした。 自由な議論をすることは、簡単なようで難しい。 他者を認める力、考える力が、答えの出ないことを考えることで鍛えられるように感じます。 p4cは可能性のある手法だと感じました。 ところで、なぜ教育を視察してるかというと、それが農家の女性たちの悩みでもあるからです。 いわずもがな、農家である私たちは自然に触れながら常に原体験ができるので、田舎は子育てするには、とてもいい場所だと思います。 都会にはないものがある、と自信を持っていますが。。。 子育て世代が、移り住み暮らし続けるには、田舎にも、教育の選択肢が求められるのではないかと思っています。 まだまだ考え始めたばかりですが、この子たちのために動かねばなりません。 まずは役所に、このベンチを(笑)